ママタヌキのハニーカステラ
これが、私の子供のころよく食べたケーキです。
ママタヌキが学校でケーキやクッキーのセール(学校での必要な教材や資料購入のための資金集めです)や日本の甘物が欲しくなったときに焼いてくれたのがこのケーキです。その頃は、アジアの食料品店はあまりなく、米国以外の食べ物は全て最初から作るようでした。この料理のレシピを教えてと頼んだ時は、最後に作ってくれてからもう10年は経っていました。すっかり、このケーキのもつ控えめで安心感のある味を忘れていました。
はじめにちょっとカステラの歴史を…
カステラは16世紀のポルトガルの商人が日本は長崎に伝えたケーキに由来します。これは、船乗りの間ではとても重宝されていました。というのは、航海に際し大変長持ちしたからです。当時は、作るのに沢山の砂糖を必要とするため非常に高価なものでした。
ママタヌキは長崎カステラの最高級ブランドであるこのコマーシャルを見て育ったそうです。果して、この人形たちはどんな動物なのでしょうか…
レシピ
サイズ:1 パウンドケーキ 23cmx32cm
材料:
☕卵 8個
☕砂糖 300g
☕みりん 大さじ2杯
☕はちみつ 大さじ2杯
☕小麦粉 150g
☕ラム酒かシェリー酒 大さじ2杯
シロップの材料:
☕水 100ml
☕砂糖 大さじ1杯
☕はちみつ 大さじ1杯
☕みりん 大さじ1杯
Instructions:
1. ワックスペーパーを23cmx23cmx5cmぐらいのケーキ 型に敷きます。
2. 大きなボールに卵を砂糖、みりん、ハチミツ、ラム酒かシェリー酒と共にいれます。ハイスピードで5分かそれ以上掛けて、色が少し白っぽくて多少かたくなるまでハンドミキサーで泡立てします。
3. 篩にかけた小麦粉を加えて、ハイスピードのハンドミキサーでまた、5分ほど泡立てします。
4. 泡立てたものをワックスペーパーを敷いたケーキ型に流し込みます。カウンターの上で1センチぐらい持ち上げて何度かトントンと落とします。ショックを与えることにより表面にある大きい泡を消し、均一な仕上がりにします。
5. オーブンを175度に温度設定して30分ほど焼きあげます。
6.ケーキがオーブンに入っている間に、シロップを作ります。水と砂糖、ハチミツとみりんを小さなポットにいれ、低い温度で元の半分ぐらいになるまで煮詰めます。
7. 30っ分ほどしたら、ケーキの焼き具合を爪楊枝で刺してチェックします。先にケーキの生地が付かなければ、オーブンからケーキ型を出してください。
8. ケーキが、まだ温かい内に刷毛でシロップを上面全体にまんべんなく塗りましたら、ワックスペーパーのついた状態で型から抜きます。
9. 冷めたら切り分けます。注:この時、私は最も美しく切り出すためにコーナーの盛り上がった部分(耳)をおとします。それから、四つの長いブロックに分けて、それぞれを3cmづつにわけています。